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健康経営優良法人認定制度とは
健康経営優良法人認定制度とは、従業員の健康と働き方に配慮した、特に優良な健康経営を実践している企業や法人を顕彰する制度です。2017年度からスタートし、「社員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業」として顕彰する制度健康経営優良法人の認定制度。健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目標としています。健康経営優良法人に認定された中小企業は2017~2019年で約8倍に増加しており、その注目度の高さがうかがえます。
認定には2部門あり
・規模の大きい法人や医療法人を対象とした「大規模法人部門」
・中小規模の法人や医療法人を対象とした「中小規模法人部門」
のそれぞれで健康経営優良法人を認定します。
制度の目的は?
健康経営に取り組む優良な法人が、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目標としています。
認定基準は?
認定基準には下記の通り、5つの大項目があります。
- 経営理念(経営者の自覚)
- 組織体制
- 制度・施策実行
- 評価・改善
- 法令順守・リスクマネジメント
大規模法人部門の認定基準
大規模法人部門且つ東京証券取引所の上場企業の中から、健康経営に優れた企業を選定されます。これを健康経営銘柄といいます。
健康経営優良法人認定制度のメリット
健康経営優良法人認定制度のメリットは、認定を受けることで働く従業員を大事にするだけでなく、社会やステークホルダーから評価されるという企業としてのステータスも上がります。
健康経営優良法人(大規模法人部門) ※ホワイト500含む
①「健康経営度調査」に回答
健康経営度調査の入手方法、提出方法、説明会情報、問い合わせ先等は健康経営度調査専用ページをご参照
②健康経営優良法人(大規模法人部門)の申請書の受領
健康経営度調査回答法人には「健康経営度調査フィードバックシート」が送付され、健康経営優良法人(大規模法人部門)認定基準に適合している場合は「申請書及び誓約書等」が同封されます。令和元年度の「健康経営度調査フィードバックシート」兼「申請書及び誓約書等」は健康経営度調査専用ページをご参照ください。
③申請書の提出
主たる保険者との連名により、申請書類を健康経営優良法人認定事務局へ提出
④健康経営優良法人認定委員会による審査
⑤日本健康会議による認定
健康経営優良法人(中小規模法人部門)
①協会けんぽ等保険者が取り組む「健康宣言」事業に参加
②「健康経営優良法人(中小規模法人部門)認定申請書」の作成
③「健康経営優良法人(中小規模法人部門)認定申請書」の提出
④健康経営優良法人認定委員会による審査
⑤日本健康会議による認定
健康経営優良法人に認定されることで、企業のイメージ向上はもちろん、人材採用力の強化、取引先との信頼関係向上など様々な効果が期待できると言っていいでしょう。 健康経営の取り組みを可視化できるひとつの手段としてぜひ健康経営優良法人認定制度にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。