総務が取り組むべきwithコロナ時代の社内衛生管理策

企業は、従業員、顧客、取引先、地域住民はじめあらゆるステークホルダーの生命と健康を守るために、事業を通じた貢献拡大という役割が求められています。そこで、当コラムでは企業があらゆるウイルスの流行に対してどのような備えと対処をするべきかを纏めました。

職場で感染から従業員を守る社内環境の整備・改善

総務部門に求められる仕事のひとつとして、「社内環境の整備・改善」が挙げられます。中でもwithコロナ時代における社内の安全・衛生管理、従業員の健康管理においてはこれまでの常識にとらわれないニューノーマルな視点で「社内環境の整備・改善」に取り組んでいくべきではないでしょうか。今回の新型コロナウイルス感染症が引き起こすウイルスは咳やくしゃみなどにによる飛沫を介して広く伝染すると考えられています。そこで、「38度以上の発熱がある場合は自宅にとどまる」、「咳やくしゃみをするときは、ティッシュ、ひじ、肩などで覆う」、「アルコール性の手指除菌液を使う」、「頻繁に手を洗う」などを社内のルールとして啓蒙していくのも総務部門の重要な役割と言えます。

withコロナ時代の「新しい生活様式」の実践例

厚生労働省では、新型コロナウイルス感染症専門家会議からの提言を踏まえ、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」に関する実践例が公開されています。基本的感染対策として、「マスクを着用する」「手洗いは30秒程度かけて水と石鹸で丁寧に洗う」「外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用」などです。一人ひとりが、日常生活における「新しい生活様式」を心がけていくことで、新型コロナウイルス感染症をはじめとする各種の感染症の拡大を防ぐことができます。